おすすめの一冊

空を駆ける

2022年07月28日

戊辰戦争を生きのびた孤独な少女は、横浜の女学校「フェリス・セミナリー」と出会う。女性の自立と子供の幸せを希求し、やがて、明治の文学者・若松賤子(しずこ)として歩みだす。

名作児童文学『小公子』を日本で初めて翻訳した賤子の命を燃やし尽くした31年の生涯に新たな光をあてる感動長編作。

梶よう子/集英社/2,090円(税込)