おすすめの一冊

祝祭と予感

2019年10月04日

待望の『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ短編小説。

入賞者ツアーのはざまで亜夜とマサルとなぜか塵が二人のピアノ恩師・綿貫先生の墓参りをする「祝祭と掃苔」。芳ヶ江国際ピアノコンクールの審査員ナサニエルと三枝子の若き日の衝動的な出会いとその後を描いた「獅子と芍薬」など全6編。

 

恩田陸 著/幻冬舎/1,320円(税込)